たたかいのきろくとひびのぐち腎癌闘病記

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入院日記・6/26〜7/10
 また一ヶ月ほど更新があいてしまいました。
こないだの一時帰宅後からのできごとをかきます。



写真は、また控えめに鳴いてるナノ。(舌でてる!)
普段の「ニャー」じゃなくて「んぷ〜」と、
くぐもった声でエサをねだります。


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■6/26(土)
楽しい楽しい帰宅初日。

いつもお世話になってるメリーちゃん(旧ピロシさん)に
うちに泊まってってもらおうとゆー事になってた。
それで電話で相方に経緯も話したのに
当日になって「来るのは知らなかった」と。

・・・言った言わないでモメるのは嫌なので
「確かに寝ぼけてて言わんかったかもしれん!」と
 帰宅後は黙って部屋の片づけ。

わりとキレイに片づいてた部屋も、ほとんど
"男の一人暮らし" 状態になってて、
風呂掃除や片づけもなかなか骨だった。

でもこの半年、週2〜3で面会に来るとなると、
こうなるのも無理ないよな…と、逆に申し訳なくなる。

そうやって軽い掃除や片づけをやってくうち、
ごはんを作る体力もゼロになったので
(元々は相方にお願いするつもりでした)
夕飯は後からやってきたメリーちゃんに激ウマの
野菜スープとサンドイッチを作っていただく。

嬉しいなぁ。久しぶりの家ごはん。
病院ではずーーっと一人ご飯だから、
何食べてもあんまり美味く感じなくて。



■6/27(日)
午前中、メリーちゃんお帰りになる。

結局、朝ご飯も美味しいものを作っていただいて
キッチンもピカピカにしてもらった。
大切なお客さまなので、ちゃんとおもてなししたかったけど
来てくれた事だけでも嬉しかった。

昨日はだいぶ疲れたので、ゆっくりしたかったものの、
探し物もあったし、「もうちょっと」「あとちょっと」
と自室の捜索&掃除やってたら、
へとへとになってしまった。
担当医からは「帰宅しても無理はダメ」言われていたのに。



■6/28(月)
楽しい時間は、ホントにあっとゆーまで
午前中に病院ー戻ったら
どんどん咳がひどくなってきた。

やっぱり、なーんもせず
ひたすら安静にしとけばよかったんだろうか・・・。

でも次はいつ帰れるかと思うと
家でじっと横たわってテレビ見てるのも寂しいんだよ。



■6/30(水)
咳とたんが、ますますひどくなり、息苦しい。
急遽CT撮りと、動脈採血をされる。



■7/2(金)
父と28年ぶりの再会を果たした。
(以下、長い話になりそうなので、その時の話は後日にでも。)



■7/4(日)
頼みの新薬、アフィニトールが休薬になる。

(以下、愚痴)

やはり間質性肺炎が再発したようで。
ステロイド剤(プレドニン)が4錠から6錠に増えた。

この薬(アフィ)は、腎細胞の新薬って聞いてたから、
入院しながら、ずっと認可をまっていたんだけれど…
この薬、私の癌を治す気、全然ないね!

6/10にアフィニトール再開した時も、
本来の2錠でなく、1錠に減らして頑張ってたのに。

なんだよ!! かんしつせいはいえん って!!!

薬のパンフレッド見たら、
アフィの副作用で、間質性肺疾患にかかる割合
12%って書いてあって
「私って、とことんツイてない!!」と思ってた。

でもこの後(7/9)、
担当医のM先生(准教授)に聞いた話。

各地の病院で、アフィ投薬してる患者をもつ
お医者さんたちの情報によると
12%どころか、実際50〜90%ちかくかかってるとか。
だから病気の進行よりも、間質性肺炎が急変する方が
ずっと危険な事らしい。

なんじゃそら。

ホントに治す気 無いないじゃないの。
むしろ殺す気 満々じゃないの。

まぁ現代のガン治療が、
毒で毒を殺すようなものだから
そーいった事はしかたないにしても・・・

一ヶ月飲んで、間質性肺炎にかかって
肺炎直るまで3〜4週間も休薬して…なんてやってたら、
自分、生きて退院できるのか?

あきらかに不具合が多い場合、
薬ってバージョンアップってしないんだろうか。

(愚痴終了)



■7/5(月)
選挙投票を自分のベッドでやった。

10日以上前に、婦長がもってきてくれる用紙に書き込んで、
そこで病棟での投票が可能になった。

相方は選挙のはがきの投票引き換え用紙を
持ってきてくれてたけど、それは必要なしと言われ、
係の人の見てる前で(普通、書いてるトコ見ないよね?)
候補者名の紙と、党の名が書いてあるプリントを広げて
それぞれ書かされた。
投票用紙はすぐその場で小さな封筒に密封され、これでおしまい。

入院中の珍しい投票体験。



■7/4〜9
咳とたんがひどい。血圧も少し低くなった(平均86/58)
昼寝30分もしてらんない。

けど、ずっと原稿の塗りをやってた。
フォトショのグレスケ塗りを PCで作業するだけなので
いちいち看護婦の来襲におびえなくてイイから気が楽。
絵を描いてる時はキモチがおちつく。

それでも家にいる時より効率はおちる。
体力も筋力もおちまくりだから
3時間も座ってると、かなりHP削られる。

実は今、床にカカトをつけたまま
ひざを完全に折って、しゃがみ込んでしまうと、
腕で何かにつかまるか、両膝を手で押し上げないと
なかなかスッと立ちあがれなくなってる。

トイレ(すぐとなり)や、給湯室(30mくらい距離がある)までは
ふらつきもなく、普通に歩けるけど、
脚の筋肉はそこまでおちてしまってる。

去年までは、プールで週2回、
インターバルなしに800〜1000m
泳ぐ体力あったのに。
なんか…どうしようもなく悔しい。
落ち込んではいないが、ホントに悔しい。

ところで、今日は夕方ごろ
○○さーん!! と女性が誰かを呼んでる声が
遠くできこえる。
寝ぼけた患者さんを看護師さんがよんでるのだろうか。



■7/10(土)
昼ごろ病室のドアを閉められ、しばし出入り禁止。
どうやら個室にいた男性がなくなったらしい。

遺体は各部屋を5分ほど締め切って、
長い廊下を職員用エレベーターで地下安置所におろす。
半年も入院してるので、もう3度目の経験。)

昨日、○○さーん!! と呼ぶ声が幾度もきこえたのは
娘さんが必死で
「おとうさーん!!」って呼びかけていたんだと知る。

同室の方が二人、早く出たいあまり
ドア窓からしきりにのぞいてるので、
ついでにのぞいたら、遺族の人たちと娘らしき人が
ぼろ泣きで通るのを見てしまった。
…不用意に見るんじゃなかった。


なくなった人はどんな思いで逝ったのかな…とか
苦しまなかったろうか…とか
娘さんとは最後にたっぷり話をしたろうか…とか
そんな思いがあふれて
ベッドに戻って、なんかの作業しながらほろほろ泣いた。

家族のキモチを思うと…ね。

なにより今の私には、病院での死はリアルすぎる。
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